「Speak 750からSpeak2 75に買い替えると、何が変わる?」
「今から買うなら、新しい75を選んだほうがいい?」
名前が似ているので少し分かりにくいですが、Speak 750とSpeak2 75は別世代のスピーカーフォンです。
この記事では、両モデルを所有しての目線や、メーカー公表の仕様と接続条件をもとに、購入や買い替えで迷いやすいポイントを整理します。
先に結論をお伝えすると、新しく購入するならSpeak2 75を中心に比較し、すでに750を使っているなら、今の不満を解消できるかで判断するのがおすすめです。
750もフルデュプレックスに対応しているため、「古いモデルだから会話の基本性能が足りない」と決めつける必要はありません。十分に高性能です。
結論|新規購入と750からの買い替えは分けて考えたい

仕様差を踏まえた購入判断の目安をまとめました。
| 今の状況・重視すること | 選び方の目安 |
|---|---|
| 初めて購入し、機能や接続の選択肢を重視したい | Speak2 75を検討 |
| 750を使っていて、会話や接続に不満がない | 継続利用 |
| 無線で使う時間が長く、充電の手間を減らしたい | Speak2 75を検討 |
| 話す位置や声量の違いへの対応を重視したい | Speak2 75を検討 |
| 持ち歩く荷物を少しでも軽くしたい | 750の軽さを評価 |
| 750が安く売られていて迷っている | 付属品・保証を含む総額で比較 |
毎日会議をするからといって、必ず買い替えが必要なわけではありません。
「充電を忘れがち」「声の拾われ方を確認したい」など、変えたい点が具体的にあるほど、75を選ぶ理由も明確になります。
Speak 750とSpeak2 75の違いを比較表で確認
まずは、判断に関わる仕様をまとめます。
| 項目 | Speak 750 | Speak2 75 |
|---|---|---|
| フルデュプレックス | 対応 | 対応 |
| マイク | 無指向性 | デジタルMEMS×4 |
| 公称収音範囲 | 最大2.3m | 最大2.5m |
| 本体サイズ | 直径131×高さ38mm | 直径132.5×高さ35mm |
| 本体重量 | 301g | 466g |
| 最大通話時間 | 11時間 | 32時間 |
| Bluetooth | 4.2 | 5.2 |
| PCへの有線接続 | USB | USB-C/USB-A |
| PC無線接続用アダプター | Jabra Link 370 | Link 380/390など、購入構成を確認 |
| 同型2台の連結 | 対応 | 対応ファームウェアで可能 |
数値はメーカー公表値です。収音範囲や通話時間は使用環境によって変わります。また、アダプターの有無は販売構成によるため、本体名だけで判断しないようにしましょう。
表を見ると、75はバッテリー時間が延びる一方で、本体は重くなっています。
会話の基本|750も同時に話せる
買い替えを考えるときに押さえたいのが、750にもフルデュプレックスがあることです。
フルデュプレックスとは、相手の音声を再生しながら、こちらの声も送れる仕組み。説明の途中で質問したり、相づちを打ったりする会話を支えます。
この機能は両機種に搭載されています。そのため、「相手が話しているときに、こちらも発言できるようにしたい」という理由だけなら、まず750の接続や会議アプリの設定を確認したいところです。
機器を買い替えるかどうかは、具体的にどの場面で困っているかを整理してからでも遅くありません。
マイクの違い|75は声の拾われ方を確認できる
Speak2 75には、4基のビームフォーミングマイクに加え、声量の差を調整する音声レベル正規化、マイクの収音状態を色で示すインジケーターが用意されています。
購入時に注目したいのは、マイクの数だけではありません。
たとえば、「席を少し離れても声が届いているか」「小さな声で話す人も参加するか」。特に、声の拾われ方を表示で確認できる機能は、話していて楽しさもあります。

ノイズ低減の強さだけで買い替えを決めない
75にはノイズ低減機能がありますが、「キーボード音や生活音が必ず消える」とまでは公式仕様から判断できません。
750で気になっている音があるなら、比較したいのはその音が入る場面です。静かな部屋で話すだけの確認と、タイピングしながら話す確認では、購入判断に使える情報が違います。
周囲の音への不満が買い替え理由なら、自分の利用場面に近い録音や通話結果を重視するのが私の考えです。
音質の違い|75の機能を活かせる接続条件も確認
Speak2 75は65mmスピーカーとスーパーワイドバンド音声に対応しています。ただし、スーパーワイドバンドは本体を購入するだけで、すべての会議で使えるわけではありません。
無線で使う予定なら、「USB接続で利用できる機能」と「自分が使う無線接続での動作」を区別して選ぶ必要があります。
また、スピーカーの仕様だけで「750より声が必ず聞き取りやすい」「音楽の低音が大幅に増える」と結論づけることはできません。
会議用に購入するなら、音楽の迫力より、普段の音量で話し声を無理なく聞けるかを優先して比較したいところ。
75単体の特徴は、Jabra Speak2 75レビューでもまとめています。
サイズと重さ|大きさは近いが、750のほうが軽い

両モデルの直径は約13cmで、置き場所を考えるうえでのサイズ差は小さめです。一方、公表重量から計算すると75のほうが165g重くなります。
自宅のデスクに置きっぱなしなら、重さは優先度を下げてもよいかもしれません。
反対に、PCや充電器と一緒に毎日持ち歩くなら、重さも立派な比較項目です。新しい機種にすることで荷物が軽くなるわけではないため、750の携帯性は残る長所として評価できます。
750には本体を立てて置くためのスタンドもあるため、持ち運びやすさと机の上での置き方。その両方から選んでみてください。
バッテリー|長時間の無線利用は買い替え理由になる
公称の最大通話時間は、750が11時間、75が32時間です。
この違いを重視したいのは、無線で使う方。会議の途中で充電を気にしたくない、部屋を移動して使う、毎回ケーブルを接続したくない場合には、75を選ぶ理由になります。
普段からPCへUSB接続して使うなら、バッテリー時間を最優先にしなくてもよいです。
接続方法|PCで無線利用するなら付属品まで比較する
両モデルとも、PC用のUSB接続とJabra Linkを使った接続が案内されています。
75を選ぶときは、特にアダプターの有無を確認しましょう。
| 使い方 | 購入前に確認すること |
|---|---|
| PCにUSBケーブルでつなぐ | 本体の接続端子とPC側の端子 |
| PCで無線利用する | 対応するJabra Linkの付属有無・型番・端子 |
| スマートフォンで使う | Bluetoothでの接続方法 |
| 会社のPCで使う | 利用できる接続方法や社内ルール |
75にはアダプターなしの構成もあります。安い商品を見つけても、無線利用に必要な付属品まで含めて比較したいところです。
PC内蔵Bluetoothでも同じように使える?
75の公式仕様書では、標準Bluetooth接続は会議プラットフォームの認証対象外です。[2]
これは「PC内蔵Bluetoothでは絶対につながらない」という意味ではありません。ただし、認証された接続方法と同じ条件で使えるとも限りません。
仕事用に購入するなら、USB有線または公式に案内された対応Jabra Linkでの利用を基準に選ぶのがおすすめです。
750付属のLink 370を75へ流用できる?
Link 370とSpeak2 75の完全な互換性はありません。「750の付属品をそのまま使えば追加費用は不要」とは判断しないようにしましょう。
有線で使うなら、75本体のUSBケーブルで接続できるため、PC無線用アダプターを別に購入する必要はありません。
2台連結|現在はSpeak2 75も対応
750には、同型2台を連結する機能があります。Speak2 75も同型2台の連結に対応しています。
連結は750と75を混在させることはできないため注意。
結局、750から75へ買い替える価値はある?

私なら、買い替えにかかる総額と、解消したい不便を並べて判断します。
買い替えを検討したい人
- 無線で長時間使うため、バッテリーの余裕を重視したい
- 収音状態の表示や声量調整の機能を利用したい
- USB-C/USB-Aの両方に対応した接続環境にしたい
- 750の買い替え時期に来ていて、次の1台を探している
新機能を普段の使い方に結びつけられるなら、75を検討する意味があります。
750を使い続けてもよい人
- 相手の声も自分の声も、現在の会議で問題なく使えている
- 接続や充電に不便を感じていない
- 軽さやスタンドを気に入っている
- 75で使いたい機能がまだ明確でない
初めて購入する方で予算を抑えたい場合は、Jabra Speak2 55レビューも参考にしてください。旧型の750だけでなく、55を含めて接続方法と必要な機能を比較できます。
Speak 750とSpeak2 75の比較でよくある質問(FAQ)
- Speak 750とSpeak2 75は同じ製品ですか?
-
いいえ、別製品です。名前が似ているため、購入時は「Speak 750」か「Speak2 75」かを確認してください。
- フルデュプレックスのために75へ買い替える必要はありますか?
-
この機能は750にもあります。
- 75はアダプターなしでも使えますか?
-
PCへのUSB有線接続で使えます。PCで無線利用したい場合は、対応するJabra Linkが必要です。
まとめ|次世代Speakシリーズのフラッグシップとして75は申し分無し

Speak2 75には、長時間のバッテリー動作やマイク関連の機能など、買い替えを検討する材料があります。
ただし、750にも会議に必要な基本機能があり、重量では有利です。
新しく買うなら75を中心に比較する。750を持っているなら、困っている点を解消できるかで決める。
75の接続方法や特徴をさらに確認したい方は、Jabra Speak2 75のレビュー記事もご覧ください。


