ポータブルSSDを探しているけれど、「種類が多すぎて結局どれが正解かわからない……」と迷っていませんか?
ポータブルSSD選びは、容量・速度・持ち歩き耐性の3点でほぼ決まります。
本記事では、メーカー公表の転送速度・対応USB規格・防塵防滴(IP等級)や耐衝撃の表記など、確認できる一次情報を軸に、定番〜高性能モデルまでおすすめ8製品を厳選して比較。
「高速モデルが必要な人」「持ち運びで壊したくない人」「コスパ重視の人」それぞれが、迷わず選べるようにまとめました。ぜひ、あなたの用途に合うポータブルSSD選びの参考にしてください。
結論:迷ったらこの3台から
- SanDisk Extreme Portable SSD V2
- 最大速度(公称):読出 1,050MB/s / 書込 1,000MB/s
- USB 3.2 Gen 2(10Gbps)
- 耐久:IP55 / 2m落下
- 在宅+持ち運び両方。速さも耐久もちょうどいい
- Kingston XS2000
- 最大速度(公称):読出 2,000MB/s / 書込 2,000MB/s
- USB 3.2 Gen 2×2(20Gbps)
- 耐久:IP55(スリーブ装着時)
- 動画/RAWのコピー待ちを減らしたい(※20Gbps環境向け)
- Samsung T7 Shield
- 最大速度(公称):読出 1,050MB/s / 書込 1,000MB/s
- USB 3.2 Gen 2(10Gbps)
- 耐久:IP65 / 3m落下
- 雨・砂・雑なバッグ運用でも壊したくない
XS2000(2,000MB/s)は USB 3.2 Gen 2×2(20Gbps)対応のPC/ハブでないと本気が出ないため注意(10Gbps環境だと上限が下がります)。
ポータブル外付けSSDのメリット・デメリット

メリット「コスト・容量・相性」
- 同容量のHDDより高価
- 1 TBあたり実売7〜15 円/GB前後(HDDは2〜4 円/GBが主流) ※2025年7月時点のAmazon価格
- 書込み上限(TBW)が存在
- 小型ゆえ紛失・盗難リスク
- 小さい=便利、でも無くしやすい。仕事データならパスワード保護や暗号化があると安心
- 高速規格を活かすには対応ポート必須
- USB 3.2は20/10/5Gbpsの転送レートがあり、どこまで出るかはPC側次第
- USB4も20Gbpsと40Gbpsがあるので、「USB4=全部速い」と思うと事故る
- Thunderbolt 4も帯域は40Gbps
ポータブルSSとHDDの比較
データ保存の方法には、ポータブル外付けSSDのほかに、ポータブル外付けHDD、USBメモリ、NAS、クラウドストレージなどがあります。
それぞれにメリット・デメリットがありますが、ここでは比較されやすい 「ポータブル外付けSSD」と「ポータブル外付けHDD」 の違いを、ポイントだけ表にまとめます。
SSDとHDDの比較
| ポータブル外付けSSD | ポータブル外付けHDD | |
|---|---|---|
| 容量に対する価格 | 高め (同容量ならHDDより高価になりやすい) | 安め (大容量ほどコスパが出やすい) |
| 読込み/書込み速度 | 高速 (特に小さいファイルやアプリ起動が快適) | SSDより低速 (大量コピーも時間がかかりやすい) |
| 動作音/振動/低発熱 | 無音・振動なし (ただし高負荷では温かくなることはある) | 動作音・振動あり (状況によっては温かくなる) |
| データ保存方法 | NANDフラッシュ (半導体メモリ) | 磁気ディスク (回転する円盤) |
| 耐衝撃性 | 比較的強い (可動部品がない) | 弱め (衝撃により故障・データ損傷リスクが上がる) |
| サイズ | 小型・軽量になりやすい | SSDより大きめ・重めになりやすい |
ふだん使うデータ(作業中の写真・動画・仕事ファイル)はSSD、「万が一に備えるバックアップ」はHDDやNAS、という使い分けが現実的です。
特に持ち運ぶなら、衝撃に弱いHDDよりもSSDの方が安心感があります。
ポータブル外付けSSD選びの基準

ポータブル外付けSSDを選ぶときの基準は以下になります。どの項目も重要ですが、特に「容量」は確認必須です。
インターフェースと速度
- USB規格をまず確認
- USB 3.2 Gen1:~600 MB/s
- USB 3.2 Gen2:~1,050 MB/s
- USB 3.2 Gen2×2:~2,000 MB/s
- USB4/40 Gbps:~3,800 MB/s(例:SanDisk Extreme PRO USB4)
- PC 側ポートが旧規格だとボトルネックになるので要チェック
容量と価格
- 目安
- 動画編集・ゲーム=2TB以上
- 写真・資料バックアップ=1TB
- 2025年7月時点で 1TB=約7–15 円/GB、容量が大きいほど単価は下がる
耐衝撃・防塵防滴
- 軽量ゆえ落としやすい。MIL-STD 2 m 落下や IP55 以上の防滴性能があると安心
- 屋外利用が多いならシリコンシェル筐体やラバーバンパー付きモデルを選ぶ
セキュリティ
- 紛失リスク対策に AES-256 ハードウェア暗号化とパスワードツールが付属するモデルを推奨
- 仕事用は TCG Opal/BitLocker 対応を確認
保証・サポート
- できれば 国内正規品+3~5年保証のブランドを選ぶと、故障時の交換がスムーズ
- 付属ソフト(暗号化ツール等)やサポートページが整っているメーカーは、運用がラクになりやすい
おすすめのポータブル外付けSSD比較

おすすめ8製品を「速度」「耐久(防塵・防滴/耐衝撃)」「サイズ」「セキュリティ」「保証」などの観点で整理しました。
まず迷ったら、バランス型として選びやすいのはSanDisk(Extreme / Extreme PRO) です。高速モデルや耐久性が強く、用途が広い一方で、モデルによっては価格が高くなりやすい点は注意してください。
Kingston は小型・軽量で持ち運びやすいモデルがあり、バッグに入れる運用と相性が良いです。また、KIOXIAは国内ブランドを選びたい人や、シンプルなデザインで周辺機器の雰囲気を揃えたい人に向きます。
価格=性能とは限りません。
高価なモデルほど「対応規格(USB4/20Gbpsなど)」や「耐久(IP等級)」が充実している場合はありますが、PC側ポートが対応していないと速度は頭打ちになりますし、用途によってはオーバースペックにもなります。
この表では、PS4/PS5での利用可否(用途の注意点)もあわせて記載しているので、ゲーム用途の方はそこから確認するのがおすすめです。
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|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 製品名/シリーズ | Extreme PROE81 GHシリーズ | Extreme E61 GHシリーズ | XS2000 | STKS | SSD-PKP/Nシリーズ | My Passport SSD | SSPF-USC | T7 MU-PC |
| メーカー | SanDisk | SanDisk | キングストン | ラシー(LaCie) | キオクシア | ウエスタンデジタル | アイ・オー・データ | Samsung |
| 容量 | 1TB 2TB 4TB | 500GB 1TB 2TB 4TB | 500GB 1TB 2TB 4TB | 500GB 1TB 2TB | 500GB 1TB 2TB | 500GB 1TB 2TB 4TB | 500GB 1TB 2TB | 500GB 1TB 2TB |
| 価格 | 高価 | 安価 | やや高価 | 中価格 | 安価 | 中価格 | 中価格 | やや高価 |
| 重さ | 77.5g | 52g | 28.9 g | 45g | 76g | 46g | 61g | 58g |
| サイズ(W✖️H✖️D) | 57.8 x 110.8 x 10.3mm | 52.5 x 100.8 x 9.6mm | 69.6 x 32.5 x 13.5mm | 50 x 80 x 10.6mm | 45 x 105 x 14.7mm | 55.12 x 100.08 x 8.89mm | 41 x 113 x 10mm | 124 x 10.2 x 5.4mm |
| SSD側インターフェース | USB 3.2 Gen 2×2 (USB Type-C) | USB 3.2 Gen 2 (USB Type-C) | USB 3.2 Gen 2×2(20Gbps)/最大2,000MB/s (USB Type-C) | USB 3.2(Gen 2) | USB3.2 Gen2/USB3.2 Gen1/USB2.0 | USB 3.2(Gen 2) | USB 3.2(Gen 2),USB 3.2(Gen 1) | USB 3.2(Gen 2) |
| 読出し最大速度 (公表値) | 2000MB/秒 | 1050MB/秒 | 2000MB/秒 | 1050MB/秒 | 1050MB/秒 | 1050MB/秒 | 1000MB/秒 | 1050MB/秒 |
| 書込み最大速度 (公表値) | 2000MB/秒 | 1000MB/秒 | 2000MB/秒 | 1000MB/秒 | 1000MB/秒 | 1000MB/秒 | 1000MB/秒 | 1000MB/秒 |
| 耐久性 | IP65・落下3m | IP65・落下3m | IP55 防塵防滴性能 耐衝撃性 | – | – | – | 1.2mからの落下耐久 | – |
| セキュリティ | 256ビットハードウェア暗号化 パスワードロック機能 | 256ビットハードウェア暗号化 パスワードロック機能 | – | – | – | 256ビットハードウェア暗号化 パスワードロック機能 | – | パスワードロック |
| Windows/MacOS対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| PS4/PS5対応 | 対応 | 対応 | PS4対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
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転送速度についてはメーカーの公表値よりも実測値の方が遅くなります。また利用する環境(パソコンのスペックやCPU使用率、ケーブル、移行データサイズ)によって変化します。
転送速度重視で選ぶ

ポータブル外付けSSDを選ぶ上で最も重視したいのが転送速度です。紹介しているモデルはUSB3.2 Gen 2×2のケーブルを使用することで2,000MB/秒の速度まで対応しています。
転送速度が早いモデルはハイスペック製品になるため、他の項目である「セキュリティ」「耐久性」の性能も良くなります。
価格は高くなりますが、妥協したくないSSDを検討している場合は最もおすすめです。
SDSSDE81-1Tは以下の記事でレビューをしていますので、購入の際の参考にしてください。
読み書き速度比較

- 測定環境
- MacBookPro M4
- Anker USB-C & USB-C Thunderbolt 4
- AmorphousDiskMark 4.0.1
- 測定対象 / Read / Write、単位はMB/s
- SanDisk Extream Pro / 1009.79 / 1022.72
- Kingston / 1001.73 / 941.98
- Kioxia / 880.76 / 1020.04
- SanDisk Extream / 777.50 / 956.99
- (参考)Machintosh 内臓HD / 6742.04 / 7621.47
SanDisk ExtreamProが読み書き速度のバランスが高く、どちらも最速でした。Kingstonは読み取りが早く、Kioxiaは書き込みが早い。用途次第ですがどの製品も読み書き速度は早いです。
SanDisk Extreamは読み取り速度が思ったより出ませんでしたが、この製品は耐久性とセキュリィが高いためトータルでは非常に良い製品になります。
測定結果一覧




耐久性重視で選ぶ
耐久の基準は防滴防塵・耐衝撃のテストを実施しているモデルです。SSDであれば多少の耐衝撃性はありますが、それに加えて外枠の強度等を増すことでより頑丈にしています。
転送速度としても1000MB/秒の高性能モデルとなるため、日常的にポータブル外付けSSD活用しながら持ち運びが多い方におすすめです。
関連記事
コスパで選ぶ
SSDはHDDと比較すると高価ですが、以下のモデルはSSDの中でも比較的安価なモデルとなります。
安価とはいえポータブル外付けSSDに必要な機能は備えられています。コストパフォーマンスを求める場合におすすめです。
キオクシアは日本のメーカーなるため、日本製を重視する場合はキオクシアがおすすめです。
おすすめのポータブル外付けSSD比較 まとめ
本記事ではおすすめのポータブル外付けSSD、選ぶときの基準やおすすめ製品を紹介してきました。
ポータブル外付けSSDにも製品ごとの特徴があり、容量が同じでも機能面やハード面に差ががあり価格は大きく変わってきます。
最もおすすめなのはExtreme PROE81 GHシリーズです。価格こそ高価ですが、4TBまでの容量を選べ、コンパクトなサイズ、高速な転送速度、高い耐久性、パスワードロックによるセキュリティの強化と、全モデル最高性能のスペックを誇ります。
ポータブル外付けSSDを検討している方は、本記事を参考に必要なモデルを見つけてみてください。
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|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 製品名/シリーズ | Extreme PROE81 GHシリーズ | Extreme E61 GHシリーズ | XS2000 | STKS | SSD-PKP/Nシリーズ | My Passport SSD | SSPF-USC | T7 MU-PC |
| メーカー | SanDisk | SanDisk | キングストン | ラシー(LaCie) | キオクシア | ウエスタンデジタル | アイ・オー・データ | Samsung |
| 容量 | 1TB 2TB 4TB | 500GB 1TB 2TB 4TB | 500GB 1TB 2TB 4TB | 500GB 1TB 2TB | 500GB 1TB 2TB | 500GB 1TB 2TB 4TB | 500GB 1TB 2TB | 500GB 1TB 2TB |
| 価格 | 高価 | 安価 | やや高価 | 中価格 | 安価 | 中価格 | 中価格 | やや高価 |
| 重さ | 77.5g | 52g | 28.9 g | 45g | 76g | 46g | 61g | 58g |
| サイズ(W✖️H✖️D) | 57.8 x 110.8 x 10.3mm | 52.5 x 100.8 x 9.6mm | 69.6 x 32.5 x 13.5mm | 50 x 80 x 10.6mm | 45 x 105 x 14.7mm | 55.12 x 100.08 x 8.89mm | 41 x 113 x 10mm | 124 x 10.2 x 5.4mm |
| SSD側インターフェース | USB 3.2 Gen 2×2 (USB Type-C) | USB 3.2 Gen 2 (USB Type-C) | USB 3.2 Gen 2×2(20Gbps)/最大2,000MB/s (USB Type-C) | USB 3.2(Gen 2) | USB3.2 Gen2/USB3.2 Gen1/USB2.0 | USB 3.2(Gen 2) | USB 3.2(Gen 2),USB 3.2(Gen 1) | USB 3.2(Gen 2) |
| 読出し最大速度 (公表値) | 2000MB/秒 | 1050MB/秒 | 2000MB/秒 | 1050MB/秒 | 1050MB/秒 | 1050MB/秒 | 1000MB/秒 | 1050MB/秒 |
| 書込み最大速度 (公表値) | 2000MB/秒 | 1000MB/秒 | 2000MB/秒 | 1000MB/秒 | 1000MB/秒 | 1000MB/秒 | 1000MB/秒 | 1000MB/秒 |
| 耐久性 | IP65・落下3m | IP65・落下3m | IP55 防塵防滴性能 耐衝撃性 | – | – | – | 1.2mからの落下耐久 | – |
| セキュリティ | 256ビットハードウェア暗号化 パスワードロック機能 | 256ビットハードウェア暗号化 パスワードロック機能 | – | – | – | 256ビットハードウェア暗号化 パスワードロック機能 | – | パスワードロック |
| Windows/MacOS対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| PS4/PS5対応 | 対応 | 対応 | PS4対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
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