テレワークや出張、移動中の通話や音楽鑑賞——イヤホンは今やビジネスシーンにおいても欠かせないガジェットとなっています。
SOUNDPEATS(サウンドピーツ)が開発した「CCイヤーカフイヤホン」は、耳を塞がない独自のイヤーカフ型デザインと、高い音質・機能性を兼ね備えた人気モデルになります。
本記事では、実際の使用感に基づいて、装着性・音質・操作性といった観点から詳しくレビューしていきます。耳への圧迫感が抑えられているため、長時間の会議や通話でも快適に使用できるイヤホンをお探しの方の参考になれば幸いです。

スペック表

製品名 | CCイヤーカフイヤホン |
カラー展開 | ホワイト、ブラック、ベージュ、パープル |
本体操作 | タッチ |
素材 | 肌に触れる部分すべてシリコン製 ニッケルチタン形状記憶合金(ワイヤー部分) |
ドライバー方式 | 12mm デュアルマグネットダイナミックドライバー |
再生周波数帯域 | 20Hz—20KHz |
対応コーデック | AAC、SBC |
Bluetoothバージョン | Bluetooth5.4 |
最大持続時間(単体) ※AAC、60%音量、正常モード。 ダイナミックEQ OFF、ムービーモード OFF | 6時間 |
最大持続時間(ケース込み) ※AAC、60%音量、正常モード。 ダイナミックEQ OFF、ムービーモード OFF | 24時間 |
重量 | 片側約6g、全体47g |
サイズ (片側) | 31.34×14.69×29.05mm |
サイズ (充電ケース) | 72.21×24.15×45.53mm |
充電時間 (イヤホン) | イヤホン約32分、ケース約106分、急速充電対応 |
イヤホンを探す機能 | 対応 |
ダイナミックEQ | 対応 |
ムービーモード(3Dオーディオ) | 対応 |
通話用(ENC)ノイズキャンセリング | 対応(AI駆使) |
風切り音低減、マルチポイント | 対応 |
ゲームモード | 対応(0.06s) |
専用アプリ ※アプリとイヤホンのファームウェアバージョンを最新バージョンに更新してください | 対応 |
●Google Play「PeatsAudio」 ●App Store「PeatsAudio」 | |
防水性能 | IPX5 |
通常価格 | 7280円 |
発売日 | 2024年11月25日 00:00 |
SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホンの特徴

SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホンの特徴はたくさんありますが、ここではピックアップして4つの特徴を紹介していきます。
- 片側約6gと超軽量
- シンプルながら高級感のあるデザイン
- 圧迫感ゼロでメガネ・マスクに干渉しない快適性
- 低音でしっかり響き高音質
片側約5gと超軽量:長時間着用しても違和感なし

イヤホン選びで最も重要なのは“装着感”と“音質”です。さまざまな着用方法のイヤホンがあるなかで、最近では「耳を塞がない快適さ」も注目されています。
SOUNDPEATS(サウンドピーツ)から登場した「CCイヤーカフイヤホン」は、片側約5g(メーカー値、実測値は6g)、ケース込みでも50g以下と超軽量です。
シンプルながら高級感のあるデザイン

同梱はイヤホン本体、充電ケース説明書とシンプル。Type Cで充電となりますが、充電付属が同梱していないのはポイントが高いです。(ケーブルが付属すると価格が上がってしまうため)
本体はアルファベットの「C」を模したような形状で、イヤーカフのように耳たぶを挟んで装着するスタイル。
全体の70%が柔らかいシリコン素材で覆われており、耳にも優しい。シンプルな形状なため掃除しやすいのもいいですね。
圧迫感ゼロでメガネ・マスクに干渉しない快適性

実際に装着してまず感じたのは、“軽さ”。片耳わずか6gと非常に軽く、形状記憶合金を採用しているので挟み込む力も絶妙です。
ブルーライトカットメガネ+花粉対策のマスク+イヤホンの三点セットでも一切ストレスがありません。おおげさですが耳につけているのも忘れるくらいです。
耳を塞がない設計なので没入感は少なくなりますが、家族や周囲の音が聞こえる安心感もあり、テレワークや家事中にぴったりだと感じました。
低音でしっかり響き高音質

12mmのデュアルマグネット大口径ダイナミックドライバーが搭載されており、2〜3万円クラスのモデルにも引けを取らないクオリティです。
SOUNDPEATS独自のダイナミックEQによって低音がしっかりと響きつつ、ボーカルや高音域もクリアに再生されます。
オープンイヤー型という特性上、音漏れが心配される方もいるかもしれませんが、独自の音漏れ対策が施されており、周囲を過度に気にする必要はありませんでした。
実用機能|マルチポイントや急速充電など日常使いに便利

SOUNDPEATS CCはこれまで紹介した特徴に加え、機能面でも充実しています。
- 左右自動認識:ケースにどちらを入れてもOK。取り出せば自動で左右を認識してくれます。
- マルチポイント接続:スマホとPCを同時接続し、シームレスに切り替え可能。
- 急速充電:たった10分で約2時間再生できるので、忙しい朝にも心強い。
- AI ENCノイズキャンセリング:通話時の周囲ノイズをしっかりカット。
- 3Dオーディオモード/低遅延ゲームモード:エンタメ用途にも最適。
アプリ連携|PeatsAudioで自分好みにカスタマイズ
専用アプリ「PeatsAudio」にも対応しており、タッチ操作の割当てやイコライザーのカスタマイズ、音声ガイダンスの調整などが可能。ダイナミックEQのオンオフもアプリ上で簡単に切り替えられるので、より自分好みの音に仕上げられます。
※ファームウェアのアップデートもアプリでできるので、購入後はまず最新版へ更新するのがオススメです。
SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホンをおすすめできる人

SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホンは、以下のような方に特におすすめです。
- メガネ・マスクを日常的に使っている方
- 骨伝導の振動が気になる方
- テレワークや通話が多い方
- 周囲の音を聞きながら安全に音楽を楽しみたい方
- 長時間装着しても耳が痛くならないイヤホンを探している方
耳垢のたまりやすさや中耳炎などに悩む方にもおすすめできる、“耳に優しいイヤホン”です。
SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホン レビュー まとめ

SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホンは、これまでの常識を覆すような“快適さ”と“音質”を兼ね備えた、新世代のオープンイヤー型イヤホンです。7,280円という価格でここまで高機能・高品質なイヤホンを提供しているSOUNDPEATSの企業努力に感謝。
「耳を塞がない快適さ」「圧倒的なフィット感」「高音質」「コスパ重視」——どれか一つでも響いた方は、ぜひお試しあれ。

SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホン に関するQA
- SOUNDPEATS CC は小さい耳やメガネ・マスクでも痛くならない?
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CC は耳を挟む ニッケルチタン製 C 字ブリッジを採用。形状記憶ワイヤーを軽く広げたり縮めたりしてフィット感を調整可能。メガネやマスクには干渉しない。
- バッテリーは何時間もつ?急速充電はできる?
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イヤホン単体で最大 8 時間、ケース併用で 最長 24 時間 再生。さらに 急速充電 10 分 → 約 2 時間再生 に対応すで出先でバッテリー切れが起きにくい。
- 防水性能は?ランニングや雨でも使える?
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CC は IPX5 相当の防水。汗や雨がかかる屋外ランニング、軽いワークアウト程度なら問題なく使用できる。
- マルチポイントに対応している?同時に何台つながる?
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Bluetooth 5.4 チップを搭載し、スマホと PC など 2 台同時接続(マルチポイント) をサポート。仕事中は PC、移動中はスマホとシームレスに切替えられる。
- 音漏れはどの程度?オフィスや電車で迷惑にならない?
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独自ハウジング構造で音を鼓膜方向に集中的に届ける設計。「正しい位置に装着すれば静かな室内でも音漏れは気にならない」。過度に音量を上げると漏れるのでボリュームは70 % 以下推奨。
- 通話マイクの品質は?ノイズは入らない?
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CC は ENC(Environmental Noise Cancellation) 対応マイクを搭載。周囲の雑音をリアルタイムで抑制し、オンライン会議や電話でもクリアな声を届けられる。
- 動画・ゲームでの遅延は大きい?ゲームモードはある?
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トリプルタップで切替えられる ゲームモード ではレイテンシが約 88 ms 程度まで低減(公式値)。YouTube 視聴やスマホゲームなら音ズレをほぼ感じにくい。
- 初回ペアリングやリセット方法は?
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①ケースからイヤホンを取り出して絶縁シールを剥がす → ②ケースに戻してフタを開けると自動でペアリングモード → ③端末の Bluetooth 画面で 「SOUNDPEATS PearlClip Pro」 を選択すれば完了。リセットは左右をケースに戻し、両タッチ部を 10 秒長押し。
- 専用アプリで何ができる?EQ やモード変更は?
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無料アプリ PeatsAudio から 10 バンド EQ/タッチ操作カスタマイズ/ムービーモード(立体音響) の ON/OFF、ファーム更新が可能。自分好みの低音ブーストやポッドキャスト向けチューニングもワンタップ。
- SOUNDPEATS CC と PearlClip Pro の違いは?
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日本向けパッケージ名が「SOUNDPEATS CC」、海外版が「PearlClip Pro」。ハードウェア仕様(Bluetooth 5.4/12 mm デュアルマグネットドライバー/IPX5/24 h バッテリー)は共通なので、実質 名称と付属マニュアル言語が違うだけ。購入時は保証窓口(国内サポートの有無)で選べば OK。