MXTB2 MX ERGO S レビュー|手首の負担を軽減させる最新トラックボールマウス

ロジクールの「MXTB2 MX ERGO S」は右/左クリックが静音仕様のトラックボールマウスです。2段階角度調整による握りやすさ向上・手首への負担軽減、専用アプリでカスタムができるなど利便性と機能性が高いことが特徴。

手首への負担を軽減しながら細かいマウス操作を求める方におすすめ

この記事では、MXTB2 MX ERGO Sの基本的な機能や使い方、特長について紹介していきます。トラックボールを初めて使い人にもおすすなので、購入前の参考にしてください。

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MXTB2 MX ERGO Sの特徴
  • 右/左クリックが静音仕様
    • スクロールホイールや進む/戻るは静音仕様では無い
    • MagSpeed電磁気スクロールホイール非採用
  • 角度は0度・20度で調整可能
  • 充電端子はUSB-C(ケーブル付属無し)
  • 専用アプリ(Logi Option +)でカスタマイズ可能
    • カスマイズで水平スクロールも可能
  • つくりはしっかりしているが高級感は無い

大まかな特徴は上記になります。トラックボールが気になっている方や手首の負担を軽減させたい方、静音マウスを探している方におすすめです。

目次

トラックボールマウスとは

トラックボールマウスは通常のマウスのように本体を動かすのではなく、親指などの指先でボールを回してカーソル操作を行います。

MXTB2 MX ERGO Sはマウスの形状が手にフィットするためトラックボール操作が初めての方でも快適に使える設計になっています。

手首をほとんど動かさずに済むため手首や肩への負担が少なく、長時間用途にも向いています。

通常のマウス同様、トラックボール操作に対するマウスカーソルの速度も変更できる機器が多く、MX ERGO Sも専用アプリで速度調整が可能です

旧型MX ERGOとの比較

旧型との比較になります。大きく異なるのは充電端子と静音性です。

MX ERGO S(新型)MX ERGO(旧型)
型番MXTB2MXTB1
価格17,800円17,500円
サイズ
(幅×奥行×高さ)
100mm x 51mm x 133mm99.8mm x 51.4mm x 132.5mm
重さ259g259g
センサー方式アドバンスオプティカルアドバンスオプティカル
DPI2,000dpi2,048dpi
ボタン数88
接続方式Bluetooth/Logi Bolt レシーバーBluetooth/Unifying USBレシーバー
操作距離約10m約10m
バッテリー稼働最長120日最長120日
充電端子USB Type-CmicroUSB
静音性旧型MX ERGOと比較して80%のノイズ軽減
付属品製品本体
Logi Bolt USB レシーバー
保証規定
製品本体
Unifying USBレシーバー
Micro-USBケーブル(充電用)
クイックスタートガイド
各製品の比較

トラックボールのカスタマイズ

付属のトラックボールでも問題なく操作できますが、デザイン性をあげることとより快適な操作を追求するためにペリックス製に変更しています。

マウスと合わせると金額が20,000円近くになりますが、操作感が滑らかになます。(一番の変化は見た目の変化で高級感が追加されます)

MX ERGO Sの特徴

MX ERGO Sの特徴は以下になります。

MXTB2 MX ERGO Sの特徴
  • 右/左クリックが静音仕様
    • スクロールホイールや進む/戻るは静音仕様では無い
    • MagSpeed電磁気スクロールホイール非採用
  • 角度は0度・20度の2種類
  • 充電端子はUSB-C(ケーブル付属無し)
  • 専用アプリ(Logi Option +)でカスタマイズ可能
    • カスマイズで水平スクロールも可能
  • つくりはしっかりしているが高級感は無い

角度調整は0度・20度の2段階

背面のメタルプレート(取り外し可能)で自分の手に合うように角度調整できます。

通常のマウスでは20度に傾けることはできないため使い勝手が良いのか不安がありましたが、実際に使ってみると手にフィットしてホイールも操作しやすくなります。

自然な形で手首を固定して使用可能

専用アプリ(Logi Option +)でカスタマイズ可能

ボタンへの機能割り当てやポインタ速度、スクロールホイールの速度をカスタマイズできます。

MX ERGO Sのメリットとデメリット

メリットは手首や首への負担が少ないこと、省スペースで操作できること、マウスポインタの精度が高い点が使っていて満足しています。

通常のマウスのようにマウス本体を動かす必要がないため、手首や肩の筋肉にかかる負担が少なくなり、長時間作業してても疲れにくくなります。

またトラックボール操作だけでカーソルを動かせるため、机の上が狭い場合でも問題なく使用できます。

デメリットとしてはトラックボール特有の操作に慣れるまで時間がかかるという点と、静音仕様が中途半端なところ、MagSpeed電磁気スクロールホイール非採用のところです。

静音は右/左クリックのみであり、スクロールもコロコロと音がなりスムーズな動作ではありません。MagSpeed電磁気スクロールホイールに慣れていてスクロールを多用する方だと結構ストレスです。

まとめ:MXTB2 MX ERGO Sはこんな人におすすめ

MXTB2 MX ERGO Sは、手首や肩の負担を減らしたい方、狭い作業スペースで使いたい方、正確な作業を求める方に最適なトラックボールマウスです。

複数のデバイスでの使用を考えている方にとっても便利な機能が多く、非常に多用途で使いやすいモデルといえます。

メリットが多い反面、デメリットや気になる点もあります。おすすめのマウスではありますが、購入を迷っている方の参考にしていただければ幸いです。

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MXTB2 MX ERGO Sに関するQA

MX ERGOとの違いは何ですか?

MXTB2 MX ERGO SはMX ERGOの後継モデルとして、バッテリー持続時間の向上やBluetooth接続の安定性が強化され、一部ボタンが静音化されています。また、Logicool Options+によりカスタマイズ性も向上しています。

トラックボールを使ったことがないけど、操作は難しくないですか?

最初は慣れが必要ですが、親指での操作に慣れればマウスを動かさずにスムーズな操作が可能になります。特に、机の上が狭い環境では大きなメリットになります。

バッテリーの持ちはどのくらいですか?

利用環境によりますが、フル充電で最大4か月使用可能です。USB-C充電に対応しているため、短時間の充電でも長時間の使用が可能です。

MXTB2 MX ERGO Sは仕事にもゲームにも向いていますか?

仕事(ビジネス)用途では快適な操作性と精度の高さが魅力ですが、持ち運びには不便です。ゲーム用途ではFPSやアクション系よりも、シミュレーションやストラテジー系のゲームに向いています。

WindowsでもMacでも利用できますか?

Windows、Mac問わず利用することができます。2端末登録しておくことで切り替えながら使用することもできます。

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