この記事では、RANVOOから最新のネッククーラー、AICE LITEプラスについて紹介ししています。風速は前モデル比80%UP、冷却プレート面積15,020 mm²で−14 ℃をわずか1 秒で体感できます。
6,000mAhバッテリーは最長20時間駆動し、静音モードは32dBと図書館レベルに静か。
性能や使用感も含めてレビューしていきますので、夏バテ・熱中症対策用のアイテムを探している方は是非参考にしてください。
- 軽量、快適な装着性で長時間でも疲れず、落下防止機能強化
- 高性能半導体+高導電性アルミニウム素材による冷却と放熱の両立
- 全周ペルチェ素子冷却:電源を入れずに装着しただけでも冷却感がある
- 最高出力の冷却モードで203分稼働
- 人工AI搭載:利用環境に応じて風量を自動調節

RANVOO AICE LITEプラス 概要

AICE LITEプラスはRANVOOから発売された最新型のネッククーラーです。首にかけて装着することで首を冷やし、更に冷風により体温の上昇を抑えてくれます。
前年に発売されたAICE LITEの後継機にあたり、前モデルと比較すると風力・装着感・放熱効果が向上しています。
前モデルとの比較
項目 | AICE LITEプラス(2025) | AICE LITE(2024) |
---|---|---|
瞬時冷却 | ‑14 °C(1 s) | ‑10 °C |
最大利用時間 | 20時間弱 | 16時間 |
モード | AIモード・冷却・暖房・自然風 | AIモード・冷却・暖房・自然風 |
温度レンジ | 16 – 30 °C(冷)/40 – 50 °C(温) | 同左 |
風速 | 0–2.3 m/s | 0–1.5 m/s |
バッテリー | 6,000 mAh(最長約20 h) | 同容量(最長約16 h) |
質量 | 約506 g | 約525 g |
ノイズ | 32–58 dB | 32–58 dB |

大きさの参考としてiPhone14と並べています。トートバックやリュックなどに収納できるサイズです。
モード・利用シーン

使用シーンは人によってさまざまですが、冷風モードが特に強力であるため夏に一番活躍してくれます。
自然風モードにする場面はあまり多くないかと思っていますが、AIモードは冷えすぎ防止・長時間利用時に便利、暖房モードは夜や秋などに重宝しそうです。
主な利用シーン
- アウトドア活動
- 日常の散歩やキャンプ、フェスなど
- テレワーク時
- 冷暖房による電気代節約
- エアコンの風が苦手な方にも
- 冷暖房による電気代節約
- 通勤時
- 駅までの移動(徒歩・自転車)
- 満員電車の中
前作と比べて落下防止が強化されているため、自転車に乗りながら使用しても落下の心配が少なくなりました。
RANVOO AICE LITEプラスの特徴と性能

以下表にまとめている特徴について、それぞれ紹介していきます。
- 軽量、快適な装着性で長時間でも疲れず、落下防止機能強化
- 高性能半導体+高導電性アルミニウム素材による冷却と放熱の両立
- 全周ペルチェ素子冷却:電源を入れずに装着しただけでも冷却感がある
- 最高出力の冷却モードで203分稼働
- 人工AI搭載:利用環境に応じて風量を自動調節

軽量、快適な装着性


gと軽量ですが、長時間だと少し疲れます。ただ両手がフリーになるため、ハンディファンよりも利便性が高いです。
本体を開いて装着することができるため、首が太くても問題なく装着することができ、密着度も調整することができます。
高性能半導体+高導電性アルミニウム素材による冷却と放熱の両立


高性能半導体と使用することにより、本体を動かすためのエネルギー効率が上がります。また、高導電性アルミニウム素材を使用することで放熱性能が上がっています。
これらも踏まえ、前のモデルから風力が50%アップしています。(最大モードだと少し寒いくらいまでいきます。更に外観設計も変更することでより(本体の)放熱性があがっています。
全周ペルチェ素子冷却

ネッククーラーで全周ペルチェ素子冷却を使うメリットとしては、以下のようなものがあります。
- 首全体を効率的に冷却
- 電子的に冷却するため、肌にあたるだけで冷んやりする
- フィット感が高い
ペルチェ素子は静音性も高いため、カメラや医療関連、電子機器などの冷却装置としても利用されています。また電源をいれてなくても触れるだけで冷んやりして気持ちいいです。
最高出力の冷却モードで203分稼働

モードは冷房だとC1、C2、C3があり、暖房だとH1、H2、H3にわかれていて、C3だと16度まで冷やす設定となっており、ペルチェ素子部分の冷却と風量が強くなります。
16度の強風モードでも3時間以上連続して動作できます。ある程度冷えたらAIモードなどへ切り替える使い方がおすすめ。
人工AI搭載

AIモードに設定することで、利用環境に応じて風量を自動してくれます。細かい設定自体はスマホアプリから簡単にできるため活躍する部分はそこまで多くないですが、たまに使います。
RANVOO AICE LITEプラスのデメリット

前モデルから改善れた部分が多々あり、機能性や装着面、性能面では満足できる仕様となっています。
一方ネッククーラーとしてのデメリットはありますが、そのほかの冷却機器であるファン型と比較すると冷却効果も安全性も高い製品となっています。
このため、デメリットはあれどそれを上回るメリットが多くなるため、冷却機器としてネッククーラーの購入を検討しているのであればおすすめです。
冷却機器の代表としてハンディファンがありますが、持ち運びやすさ以外はネッククーラーが優勢です。
ネッククーラーのデメリットとハンディファンとの比較
ネッククーラー | ハンディファン | |
---|---|---|
動作 | バッテリー | バッテリー / 電池 |
動作 | 長時間 | 短時間 |
サイズ | 大きめ | 小さい〜大きめ |
動作音 | 小〜大 | 小〜大 |
冷却効果 | 大 冷却して送風 | 小 周囲の風を送風 |
風量 | 強い | 弱い〜中程度 |
RANVOO AICE LITEプラスを使用した感想

装着しただけでも冷却効果を感じることができ、正直驚きました。首にかけるだけで簡単に熱中症対策ができ、風量調整・長時間駆動など、使い勝手もかなり高いです。
外出時に首にかけると少し目立ちますが、屋外イベントや出勤時、散歩時など夏の相棒になりそうです。
個人的に自転車に乗ることが多いためかなり活躍してくれそうです。
冷却機能以外に驚いたのが暖房性能です。前モデルはそこまで暖かく感じなかったのですが、新モデルであるAICE LITEプラスは暖房性能も進化していたため実用的だと感じました。

総じて使用感には満足できる仕上がりになっていますが、あえて気になる点をあげると「価格」「最大風量時の音」「サイズ」になります。他のメーカーよりも優れていますが、今後の期待としては静音・薄型化されるとより使い勝手が向上すると感じました。
RANVOO AICE LITEプラス レビューまとめ

RANVOO AICE LITEについて紹介してきました。前モデルと比較しても明らかに性能が向上しているため、非常に満足できる仕上がりとなっています。
ネッククーラーとしてのデメリットもあげてきましたが、それを上回る冷却性能をもっています。ネッククーラーを新規購入する方にはもちろん、前モデルや他の製品を使っている人にもおすすめできるため、今年の夏はAICE LITEプラスで快適に過ごしていきましょう!

- 軽量、快適な装着性で長時間でも疲れず、落下防止機能強化
- 高性能半導体+高導電性アルミニウム素材による冷却と放熱の両立
- 全周ペルチェ素子冷却:電源を入れずに装着しただけでも冷却感がある
- 最高出力の冷却モードで203分稼働
- 人工AI搭載:利用環境に応じて風量を自動調節
主要ネッククーラー4製品比較
製品 | 冷却方式 | 重量 | 連続使用時間 | 価格帯 | ポイント |
---|---|---|---|---|---|
RANVOO AICE LITEプラス | 半導体冷却+送風 | 506 g | 最大20 h | 約4万円 | 冷却性能重視、屋外長時間派 |
Sony Reon Pocket 5 | 半導体冷却(装着ベルト別売) | 145 g | 最大7 h | 約1.6万円 | 軽量&インナー装着派 |
Dyson Zone | 空気清浄+送風+ANCヘッドホン | 596 g | 約4 h | 約12万円 | ヘッドホンと空気清浄を兼ねたい |
Jisulife Neck Fan 4 | 送風のみ | 265 g | 最大18 h | 約7千円 | コスパ重視、軽さ優先 |
FAQ(よくある質問)
- バッテリー交換はできますか?
-
内蔵バッテリーはユーザー交換非対応です。平均して約500回の充放電サイクルで80 %の容量を維持します。
- 汗で故障しませんか?
-
生活防滴程度の設計で、通常の発汗は問題ありませんが、ランニング後は柔らかい布で水分を拭き取りましょう。
- 首以外に冷却できますか?
-
公式では首専用ですが、筆者は太ももやふくらはぎに当ててクールダウンすることもあります。肌の弱い方は低温やけどに注意してください。
- 電車内で使ってもマナー違反になりませんか?
-
音量は会話レベル以下(32‑58 dB)なので車内アナウンスより静か。ただし混雑時は装着による圧迫で周囲に当たらないよう注意。