赤リング(ムーブ)を毎日閉じてるのに、体重が動かない」…それ、珍しくありません。
ムーブゴールは痩せるための正解kcalはなく、あなたが1日にどれだけ動いたか(アクティブカロリー)を積み上げるための目標です。このため、使い方を間違えると「達成して満足 → 生活は変わらない」が起きます。
この記事では、ムーブゴールをダイエットに使える指標として、迷わず設定・運用できるように整理します。
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結論:ムーブゴールの目安は「自分の実績+少し」でいい

Apple Watchはムーブリングをアクティブカロリー(動きによって消費したカロリー)として扱っています。 そして目標は、難しすぎても簡単すぎても意味が薄くなります。
Apple公式ガイドでも「難しすぎる/簡単すぎるなら目標を変えられる」「過去の実績に基づいて提案される」ことが書かれています。 Apple サポート+1
なので、最適解はこれ:
- 直近7〜14日の平均(あなたの実績)を基準にする
- そこに少しだけ上乗せして、達成率を見て調整
ムーブゴールの決め方 3ステップ
いまの生活で、だいたい何kcal動けているかを確認します。
どちらでもOK。目的は少しだけ生活に運動を追加すること。
- 例)平均300kcal → 350〜450kcalから開始
- 例)平均450kcal → 500〜650kcalから開始
- 余裕すぎる(楽勝が続く)→ +50kcal
- きつすぎる(届かない日が続く)→ −50kcal
Apple Watch/iPhoneの両方で、曜日別に目標を変える設定もできます。平日と休日で生活が違う人ほど効きます。
実績別スタート表
| 直近の平均(自分の実績) | まず試すムーブゴール | 調整のコツ |
|---|---|---|
| 200〜300kcal | 250〜400kcal | まず継続優先。届かないなら−50 |
| 300〜450kcal | 350〜600kcal | 週の達成率で±50 |
| 450〜650kcal | 500〜800kcal | 余裕なら+50ずつ |
| 650kcal以上 | 平均+50〜200kcal | 曜日別設定 |
ムーブゴールとは?赤いリングの正体を正しく理解する

まず仕組みを一度ちゃんと整理します。
ムーブリング=「アクティブカロリー」の目標値
Apple Watchの3つのリングの意味はそれぞれ以下になります。
- 赤:Move(ムーブ)
- 日常の動き+運動で消費した「アクティブカロリー」の目標
- 緑:Exercise(エクササイズ)
- 早歩き以上の運動時間
- 青:Stand(スタンド)
- 1時間に1分以上立って動いた時間
ムーブゴールでカウントされるのは「基礎代謝(寝てても消費されるカロリー)以外の動いた分」=アクティブカロリーです。
総消費カロリーとの関係
1日の総消費カロリーは、「総消費カロリー = 基礎代謝 + 日常生活の消費 + 運動(=ムーブでカウントされる部分)」というイメージです。
Apple Watch本体の画面では「ムーブ(アクティブカロリー)」が強調されて表示され、iPhoneの「フィットネス」アプリを開くと、1日の「総消費カロリー(アクティブ+基礎代謝)」も確認できます。
ダイエットで見るべきなのは「ムーブだけ」ではなく、あくまで総消費カロリーと摂取カロリーの差。ムーブは「どれくらい上乗せできたか」を把握する指標、と理解しておくと迷いにくくなります。
「毎日リング閉じてるのに痩せない」人の3つの勘違い

勘違い1:ムーブゴールの数字を「食べていい量」だと思っている
例:ムーブゴール400kcal達成 → 「400kcal余分に食べてOK」と考えること。実際には、
- Apple Watchが示すのは「消費の推定値」
- 食事側も誤差が大きい
ので、「ムーブ分は全部食べて戻す」運用はほぼプラマイゼロ or 太る方向になります。
勘違い2:ムーブゴールが低すぎる(=ただの散歩で余裕達成)
初期設定や自動提案のまま「300kcal」など低い数値では、
- 通勤と日常の移動だけで毎日簡単に達成
- 新しいエネルギー消費がほとんど増えていない
これだと今まで通りの生活と本質的に変わらないので、体重も落ちません。
デスクワーク中心の場合、「歩数だけで稼ぐ」のはなかなか大変なので、家の中でできる運動(スピンバイク・ダンベル・自重トレなど)をどこかに差し込むのがおすすめです。
勘違い3:Apple Watchの数値を「100%正確な実測」と信じている

Apple Watchの消費カロリーは年齢・性別・身長・体重・心拍数・加速度センサーなどからの推定値です。
誤差は当然あるので、
- 「推定値」なので絶対値を盲信せず、同じ条件での推移(トレンド)を見る
- あくまで「トレンド」と「運動量の目安」を見るのが正解
ムーブゴールの変更方法(かんたん解説)

Apple Watchから変える場合
- Apple Watchで「アクティビティ」アプリを開く
- 下にスクロールして「目標を変更」
- Digital Crownでムーブゴール(kcal)を調整して決定
iPhoneのフィットネスアプリから(対応バージョンのみ)
- iPhoneで「フィットネス」アプリを開く
- 右上のアカウントアイコン → 「アクティビティ」
- 「ムーブゴールを変更」で数値を調整
ダイエット民向け:ムーブゴール運用のコツ

1. 「毎日100点」を目指さない
- 平日はムーブ達成、週末は少し緩く、トータルでプラスならOK
- 1日失敗しても「翌週平均」で考える
2. ムーブだけで痩せようとしない
- 「ムーブ800kcalだから800kcal余分に食べよう」はNG
- 食事:運動 ≒ 7:3くらいの感覚で、「食事を少し整え、ムーブで後押し」がおすすめ
食事制限は少しやりつつ、ムーブでカロリー消費を後押しするくらいの気持ち。
3. スタンド&エクササイズリングも質を見る
- 緑リング:息が上がるレベルの運動時間の目安
- 青リング:座りっぱなし防止
赤だけ埋めて椅子に座りっぱなし…も避けたいので、3つのリングをバランスよく意識すると健康的に痩せやすいです。
余談ですが3つのリングが閉じた時の演出は今でもテンションあがります。
4. 精度を上げる初期設定をやっておく
- 身長・体重・年齢・性別を正しく入力
- Apple Watchの装着位置を正しく(きつすぎず緩すぎず)
- 屋外ウォーキングなどでキャリブレーション
これだけで消費カロリーのブレがかなりマシになります。
よくある質問
- ムーブゴールは高ければ高いほどいい?
-
いいえ。「毎日達成できるけど、ちょっと頑張る必要がある」ラインがベスト。
達成率が低すぎるとモチベが死ぬし、高すぎるとオーバーワークや暴食に繋がります。 - 初期設定のままじゃダメか?
-
ダメではありませんが、
- ほぼ毎日なにも意識せず達成している
- 体重も体型も変化しない
なら、では新しい消費が生まれていないということなので、+50〜100kcalずつ上げて様子を見る価値ありです。
- ムーブの消費カロリーって信頼していいの?
-
「厳密な実測値」ではなく「そこそこ当たる目安」です。
- モデルや装着状態によってズレはあります
- ただし、毎日同じ条件で使えば“変化を見る指標”としては十分優秀
なので、「昨日より動けた」「平均が上がってきた」といったトレンドを見る用途に使うのがおすすめです。
- ムーブゴールだけで目標体重までいける?
-
不可能ではないですが、
- ダイエットは「摂取カロリーの管理」が前提
- ムーブゴールは「日々の活動を見える化して、サボり防止&運動習慣を作る」ための道具
食事・睡眠・ストレス管理とセットで考えると、Apple Watchはかなり強力な味方になります。
まとめ:ムーブゴールは「自分専用の行動指標」にカスタムしよう
- ムーブゴールは「アクティブカロリーの目標値」であって、魔法の痩せ数値ではない
- ムーブゴールは「実績平均+少し」が一番失敗しない
- 2週間単位で「達成率」と「体重の推移」を見ながら、ゴールを微調整
- 数値を盲信せず、「トレンド」と「習慣づくり」のために使う
まずは今日、
- 今のムーブゴールを見直す
- この記事の目安に合わせて+50〜100kcalだけ上げる(もしくは今の実績+100〜150kcalに合わせる)
- 2週間だけ本気で「リング+体重の推移」を観察してみる
ここまでやれば、「Apple Watchで痩せる」の感覚がかなり掴めてくるはずです。
ムーブゴールを他人が決めた数字のまま放置せず、自分の生活と体型に合った「自分専用の行動指標」にカスタムしていきましょう。
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炭酸水(無糖)とナッツがおすすめです。体感として、炭酸水はご飯の前に飲むことで食べすぎを抑えてくれて、ナッツは間食で食べてます。


